【Issue#959 動作確認】
□ テスト内容
本テストは2つのNUMAノード(node0, node1)を使用してMPOL_INTERLEAVEの動作を確認するテストである。
2つ以上のNUMAノードを持つ環境で実行すること。

1. INTERLEAVEするノードセットに十分なメモリ容量がある場合の動作確認
C959T01: set_mempolicyによるmempolicy設定時の動作 (2ノード)
	node0, node1 からそれぞれ10GBのメモリをMcKernelに割り当てた状態で
	下記の処理を確認する
	 (1) set_mempolicy() でプロセスのmempolicyを、node0, node1 でのINTERLEAVEに設定する
	 (2) 6GBのメモリを確保し、書き込みを行う
	 (3) McKernelの2つのNUMAノードから均等にメモリが使用されていることを確認する

C959T02: mbindによるmempolicy設定時の動作 (2ノード)
	node0, node1 からそれぞれ10GBのメモリをMcKernelに割り当てた状態で
	下記の処理を確認する
	 (1) set_mempolicy() でプロセスのmempolicyを、node0 でのBINDに設定する
	 (2) 6GBのメモリを確保する
	 (3) mbind() で(2)で確保した領域のmempolicyを、node0, node1 でのINTERLEAVEに設定する
	 (4) McKernelの2つのNUMAノードから均等にメモリが使用されていることを確認する

C959T03: set_mempolicyによるmempolicy設定時の動作 (1ノード)
	node0, node1 からそれぞれ10GBのメモリをMcKernelに割り当てた状態で
	下記の処理を確認する
	 (1) set_mempolicy() でプロセスのmempolicyを、 node1 でのINTERLEAVEに設定する
	 (2) 6GBのメモリを確保し、書き込みを行う
	 (3) McKernelのnode1から 6GBが使用されていることを確認する

C959T04: mbindによるmempolicy設定時の動作 (2ノード)
	node0, node1 からそれぞれ10GBのメモリをMcKernelに割り当てた状態で
	下記の処理を確認する
	 (1) set_mempolicy() でプロセスのmempolicyを、node0 でのBINDに設定する
	 (2) 6GBのメモリを確保する
	 (3) mbind() で(2)で確保した領域のmempolicyを、node1 でのINTERLEAVEに設定する
	 (4) McKernelのnode1から 6GBが使用されていることを確認する

2. INTERLEAVEするノードセットにメモリ容量が不足している場合の動作確認
C959T05: set_mempolicyによるmempolicy設定時の動作
	node0 に10GB、 node1 に2GBのメモリをそれぞれMcKernelに割り当てた状態で
	下記の処理を確認する
	 (1) set_mempolicy() でプロセスのmempolicyを、node1 でのINTERLEAVEに設定する
	 (2) 6GBのメモリを確保し、書き込みを行う
	 (3) McKernelのnode0から4GB, node1から2GBがそれぞれ使用されていることを確認する

C959T06: mbindによるmempolicy設定時の動作
	node0 に10GB、 node1 に2GBのメモリをそれぞれMcKernelに割り当てた状態で
	下記の処理を確認する
	 (1) set_mempolicy() でプロセスのmempolicyを、node0 でのBINDに設定する
	 (2) 6GBのメモリを確保する
	 (3) mbind() で(2)で確保した領域のmempolicyを、node1 でのINTERLEAVEに設定する
	 (4) McKernelのnode0から4GB, node1から2GBがそれぞれ使用されていることを確認する

3. 以下のLTPを用いて既存のmbind機能に影響がないことを確認する
	- mbind01
 	- get_mempolicy01

4. 以下のOSTESTを用いて既存のmbind機能に影響がないことを確認する
	- ostest-mbind.000
	- ostest-mbind.001
	- ostest-mbind.002
	- ostest-mbind.003
	- ostest-mbind.004
	- ostest-mbind.005
	- ostest-mbind.006
	- ostest-mbind.007
	- ostest-mbind.008
	- ostest-mbind.009
	- ostest-mbind.010
	- ostest-mbind.011
	- ostest-mbind.012

□ 実行手順
・下記の手順でテストを実行する
$ cd <mckernel>
$ patch -p0 < test/issues/959/test_print.patch
(build mckernel)
$ cd test/issues/959
$ make test

McKernelのインストール先や、OSTEST, LTPの配置場所は、
$HOME/.mck_test_config を参照している
.mck_test_config は、McKernelをビルドした際に生成されるmck_test_config.sample ファイルを
$HOMEにコピーし、適宜編集する

□ 実行結果
x86_64result.log, aarch64_result.log 参照。
すべての項目をPASSしていることを確認。