【Issue#1009 動作確認】 □ テスト内容 1. システムコール処理中にシグナルハンドラを呼び出す複数のシグナルを 受信し、当該システムコールを再処理するとき、当該システムコールが 1度しか処理されないことを確認する(指摘現象)。 尚、シグナルを同時に発行する状態を再現させるのが困難なため、本 テストは複数シグナルを待ち合わせるパッチを適用したカーネルで行う。 McKernel へのパッチファイルは C1009.patch である。 C1009T01 シグナルを複数受信したとき、システムコールの再処理を1度だけ行う確認 2. 変更が他のシグナル処理に影響しないことをLTPを用いて確認する。 C1009T02 kill01: kill の基本機能の確認 C1009T03 kill12: kill, wait, signal の組み合わせ確認 C1009T04 pause02: pause の基本機能の確認 C1009T05 sigaction01: sigaction の基本機能の確認 □ 実行手順 $ make test McKernelのインストール先や、OSTEST, LTPの配置場所は、 $HOME/.mck_test_config を参照している .mck_test_config は、McKernelをビルドした際に生成されるmck_test_config.sample ファイルを $HOMEにコピーし、適宜編集する □ 実行結果 C1009.txt 参照。 全ての項目が OK となっていることを確認。