【Issue#1050 動作確認】 □ テスト内容 1. Issueで報告された再現プログラムでの確認 RT_001: ostest-setrlimit.015 rlim_max(ハードリミット)を超えるrlim_cur(ソフトリミット)を指定した場合、 -1が返り、errnoにEINVALが設定されることを確認 2. 既存のset/get_rlimit機能に影響がないことをテストプログラムを用いて確認 なお、以下のテストプログラムは特権ユーザ権限で実行する CT_001: Linuxに処理移譲しないresource指定で、rlim_maxを減少させる操作の確認 RLIMIT_NPROC をresourceに指定し、以下を確認 1. getrlimitで、現在のrlim_max の値を取得 2. setrlimitで、現在のrlim_max - 10 の値を設定 3. setrlimitが成功し、0を返すことを確認 4. errnoが変更されていないことを確認 5. getrlimitで、変更後の値が設定されていることを確認 CT_002: Linuxに処理移譲しないresource指定で、rlim_maxを増加させる操作の確認 RLIMIT_NPROC をresourceに指定し、以下を確認 1. getrlimitで、現在のrlim_max の値を取得 2. setrlimitで、現在のrlim_max + 10 の値を設定 3. setrlimitが成功し、0を返すことを確認 4. errnoが変更されていないことを確認 5. getrlimitで、値が変更されていることを確認 CT_003: Linuxに処理移譲するresource指定で、rlim_maxを減少させる操作の確認 RLIMIT_MSGQUEUE をresourceに指定し、以下を確認 1. getrlimitで、現在のrlim_max の値を取得 2. setrlimitで、現在のrlim_max - 10 の値を設定 3. setrlimitが成功し、0を返すことを確認 4. errnoが変更されていないことを確認 5. getrlimitで、変更後の値が設定されていることを確認 CT_004: Linuxに処理移譲するresource指定で、rlim_maxを増加させる操作の確認 RLIMIT_MSGQUEUE をresourceに指定し、以下を確認 1. getrlimitで、現在のrlim_max の値を取得 2. setrlimitで、現在のrlim_max + 10 の値を設定 3. setrlimitが成功し、0を返すことを確認 4. errnoが変更されていないことを確認 5. getrlimitで、値が変更されていることを確認 □ 実行手順 $ make test McKernelのインストール先や、OSTEST, LTPの配置場所は、 $HOME/.mck_test_config を参照している .mck_test_config は、McKernelをビルドした際に生成されるmck_test_config.sample ファイルを $HOMEにコピーし、適宜編集する □ 実行結果 result.log 参照。 すべての項目をPASSしていることを確認。