【Issue#1201, Issue#1257 動作確認】
□ テスト内容
Issue#1201 と Issue#1257 は 共に stress-6-1-signalonfork-001 でプロセス残留
が発生するもので、現象と発生頻度が異なる。
Issue#1201 はプロセスが PS_EXITED 状態で残留し、スレッドも残留する。概ね
10数回に1回の頻度で発生する。
Issue#1257 はプロセスが PS_ZOMBIE 状態で残留するが、スレッドは残留しない。
概ね 200 回程度に 1 回の頻度で発生する。
このため、2 件の Issue のテストは共通に行うことにした。
テスト内容は以下の通りである。
1. Issue 指摘事項の再現確認
C1201T01 stress-6-1-signalonfork-001 を 1000 回連続で正常終了することを確認。
発生頻度が低い Issue#1257 でも 200 回程度の連続実行で確実に再現する
ため、1000 回の連続実行で発生しなければ対策されたと判断する。
2. LTP を用いて既存処理に影響しないことを確認
プロセス生成処理関連を変更したため、fork のテストを選定した。
C1201T02 fork01 が PASS すること
C1201T03 fork02 が PASS すること
C1201T04 fork03 が PASS すること
C1201T05 fork04 が PASS すること
C1201T06 fork07 が PASS すること
C1201T07 fork08 が PASS すること
C1201T08 fork09 が PASS すること
C1201T09 fork10 が PASS すること
C1201T10 fork11 が PASS すること
□ 実行手順
$ make test
McKernelのインストール先や LTP の配置場所は、$HOME/.mck_test_config を
参照する。.mck_test_config は、McKernel を ビルドした際に生成される
mck_test_config.sample ファイルを $HOME に コピーし、適宜編集すること。
また、C1201.sh の以下の指定を適宜変更すること。
STRESSTESTDIR= ストレステストが存在するパス。
($HOME/stress_test の場合は変更不要)
□ 実行結果
C1201.txt 参照。
すべての項目をPASSしていることを確認。