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Shiratori, Takehiro 9e57db5427 Test "sigaction: support for SA_RESETHAND on x86_64" on arm64
Change-Id: I6154134d53d1ee0344e4bc344f302ffaf810c618
Refs: #1031
2018-11-22 04:51:36 +00:00
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/* README COPYRIGHT FUJITSU LIMITED 2018 */

sigaction()のハンドラリセット機能テストセットREADME

(1) テストの実行方法
以下の手順でテストを実行する
	1. $HOME/.mck_test_configを用意する
	   当該ファイルは、McKernelをビルドした際に生成されるmck_test_config.sample ファイルを
	   $HOMEにコピーし、適宜編集する
	2. make test を実行する

(2) テスト項目詳細
1. Issueで報告されたテストプログラムによる確認
	ISSUE01(test_mck rt_sigaction #4): SA_RESETHANDを指定しされたハンドラが1度だけ実行されること
	⇒ テストプログラムがSIGUSR1によって終了すればOK

2.McKernelでのsigaction()の基本動作確認
	CT_001: SIG_RESETHAND 指定時の動作
		1. SIG_RESETHANDを指定したsigaction()でSIG_USR1にハンドラを設定
		2. 自身にSIGUSR1を送る
		3. 1.で登録したハンドラが呼び出される
		4. 自身にSIGUSR1を送る
		5. 1.で登録したハンドラが呼び出されず、プロセスが終了する

	CT_002: SIG_RESETHAND 未指定時の動作
		1. SIG_RESETHANDを指定しないsigaction()でSIGUSR1にハンドラを設定
		2. 自身にSIGUSR1を送る
		3. 1.で登録したハンドラが呼び出される
		4. 自身にSIGUSR1を送る
		5. 1.で登録したハンドラが呼び出される

	CT_003: SIG_RESETHANDO 指定ハンドラへの上書き登録時の動作
		1. SIG_RESETHANDを指定したsigaction()でSIG_USR1にハンドラを設定
		2. SIG_RESETHANDを指定しないsigaction()でSIG_USR1にハンドラを設定
		3. 自身にSIGUSR1を送る
		4. 2.で登録したハンドラが呼び出される
		5. 自身にSIGUSR1を送る
		6. 2.で登録したハンドラが呼び出される

	CT_004: 複数のsig_numへのハンドラ登録時の動作
		1. SIG_RESETHANDを指定したsigaction()でSIG_USR1にハンドラを設定
		2. SIG_RESETHANDを指定したsigaction()でSIG_USR2にハンドラを設定
		3. 自身にSIGUSR1を送る
		4. 1.で登録したハンドラが呼び出される
		5. 自身にSIGUSR2を送る
		6. 2.で登録したハンドラが呼び出される
		7. 自身にSIGUSR1を送る
		8. 1.で登録したハンドラが呼び出されず、プロセスが終了する

	CT_005: 複数回(非上書き)のSIG_RESETHAND 指定時の動作
		1. SIG_RESETHANDを指定したsigaction()でSIG_USR1にハンドラを設定
		2. 自身にSIGUSR1を送る
		3. 1.で登録したハンドラが呼び出される
		4. SIG_RESETHANDを指定したsigaction()でSIG_USR1にハンドラを設定
		5. 自身にSIGUSR1を送る
		6. 4.で登録したハンドラが呼び出される
		7. 自身にSIGUSR1を送る
		8. 4.で登録したハンドラが呼び出されず、プロセスが終了する

	CT_006: 設定中のハンドラ情報の取得(上書き時)
		1. SIG_RESETHANDを指定したsigaction()でSIG_USR1にハンドラを設定
		2. sigaction(SIGUSR1, NULL, &act) で設定情報を取得できる
		3. SIG_RESETHANDを指定しないsigaction()でSIG_USR1にデフォルトハンドラを設定
		4. sigaction(SIGUSR1, NULL, &act) で3.で指定した設定情報を取得できる

	CT_007: 設定中のハンドラ情報の取得(デフォルトに戻った時)
		1. SIG_RESETHANDを指定したsigaction()でSIG_USR1にハンドラを設定
		2. 自身にSIGUSR1を送る
		3. 1.で登録したハンドラが呼び出される
		4. sigaction(SIGUSR1, NULL, &act) で設定情報を取得できる

	CT_008: 不正なsig_numへのハンドラ登録
		1. 範囲外(上限、下限)のsignumへのハンドラ登録が失敗する
		2. SIGKILL, SIGSTOPへのハンドラ登録が失敗する

	CT_009: SIGKILL, SIGSTOPのハンドラ情報の取得
		1. sigaction(SIGKILL, NULL, &act) で設定情報を取得できる
		2. sigaction(SIGSTOP, NULL, &act) で設定情報を取得できる

	CT_010: sig_numの有効確認
		1. sigaction(SIGUSR1, NULL, NULL) が成功する(有効)
		2. sigaction(SIGKILL, NULL, NULL) が成功する(有効)
		3. sigaction(SIGSTOP, NULL, NULL) が成功する(有効)
		4. sigaction(_NSIG, NULL, NULL) が失敗する(無効)

(3) 実行結果ログ
	result.logファイル内に実行時のログを記載する。
	実行に利用したIHK/McKernelは、IA版における下記の版数相当の
	arm64版移植IHK/McKernelである。

	IHK
		commit d6fcbee8cb91f9ec4b49f97c918e696ac0335aaf
		Author: Shiratori, Takehiro <fj0300es@aa.jp.fujitsu.com>
		Date:   Tue Oct 16 16:25:33 2018 +0900

	McKernel
		commit 6f9fef2b13447c74c36d15cf5ebd186f8395ccca
		Author: Ken Sato <ken.sato.ty@hitachi-solutions.com>
		Date:   Tue Sep 25 10:05:41 2018 +0900

	なお、test_mck rt_sigactionがSIGUSR1によって終了することで、
	make test自身はエラーとなっているが、これは期待動作である。

(4) 備考
	特になし。


以上。