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mckernel/test/mng_mod/issues/923/arm64

/* README COPYRIGHT FUJITSU LIMITED 2018 */

mcexec に対するstrace 機能テストセットREADME

(1) テストの実行方法
以下の手順でテストを実行する
	1. $HOME/.mck_test_configを用意する
	   当該ファイルは、McKernelをビルドした際に生成されるmck_test_config.sample ファイルを
	   $HOMEにコピーし、適宜編集する
	2. make test を実行する

(2) テスト項目詳細
1. Issueで報告されたテストプログラムによる確認
	CT01001: Issue#923 に報告されている手順の実行
	⇒ strace が正常に終了すればOK

2. LinuxからMcKernelのユーザ空間を参照するテストプログラムを新規に作成し、
LinuxからMcKernelのユーザ空間にアクセスしても異常が起きないことを確認
した。確認内容は以下の通り。

	CT02001: McKernelでmmapした領域を即座にLinuxからprocess_vm_readvで参照した
	         とき、process_vm_readvがEFAULTでエラーとなること。

	CT02002: CT02001の結果、Linuxの領域に変化が無いこと。

	CT02003: CT02001でmmapした領域をシステムコール移譲でアクセスした後、Linux
	         からprocess_vm_readvで参照したとき、process_vm_readvが成功すること。

	CT02004: CT02003の結果、Linuxの領域にMcKernelのデータがコピーされていること。

	CT02005: CT02001でmmapした領域をmunmapした後、Linuxからprocess_vm_readvで参照
	         したとき、process_vm_readvがEFAULTでエラーとなること。

	CT02006: McKernelでmmapした領域を即座にLinuxからprocess_vm_writevで参照した
	         とき、process_vm_writevがEFAULTでエラーとなること。

	CT02007: CT02001の結果、McKernelの領域に変化が無いこと。

	CT02008: CT02001でmmapした領域をシステムコール移譲でアクセスした後、Linux
	         からprocess_vm_writevで参照したとき、process_vm_writevが成功すること。

	CT02009: CT02003の結果、McKernelの領域にLinuxのデータがコピーされていること。

	CT02010: CT02001でmmapした領域をmunmapした後、Linuxからprocess_vm_writevで参照
	         したとき、process_vm_writevがEFAULTでエラーとなること。

(3) 実行結果ログ
	result.logファイル内に実行時のログを記載する。
	実行に利用したIHK/McKernelは、IA版における下記の版数相当の
	arm64版移植IHK/McKernelである。

	IHK
		commit d6fcbee8cb91f9ec4b49f97c918e696ac0335aaf
		Author: Shiratori, Takehiro <fj0300es@aa.jp.fujitsu.com>
		Date:   Tue Oct 16 16:25:33 2018 +0900

	McKernel
		commit 6f9fef2b13447c74c36d15cf5ebd186f8395ccca
		Author: Ken Sato <ken.sato.ty@hitachi-solutions.com>
		Date:   Tue Sep 25 10:05:41 2018 +0900

(4) 備考
	特になし。


以上。