【Issue#1555 動作確認】
□ テスト内容
Issueにて報告された症状はmigrate指示のタイミングによって発生の有無が
変化するため、下記のテストを6時間連続実行して、症状が発生しないことを確認する。
1. 下記のテストプログラムを実行し、症状が発生しないことを確認する
C1555T01: (Issue#1400 のテストプログラム 1400_arm64.c を流用)
親プロセスが子プロセスと自身を同一CPUにバインドしてsched_yield()した場合、
子プロセス、親プロセスの順序で実行されることを確認する。
C1555T02:
C1555T01 のテストケースにおいて、子プロセスがmigrate指示を受ける際に
システムコールのオフロードの中であり、その最中にRemote page faultが発生した場合にも
子プロセス、親プロセスの順序で実行されることを確認する。
2. 以下のLTPを用いて既存機能に影響が無いことを確認
- sched_yield01
- signal01,02,03,04,05
- rt_sigaction01,02,03
- rt_sigprocmask01,02
- rt_sigsuspend01
- rt_tgsigqueueinfo01
- futex_wait01,02,03,04
- futex_wake01
- futex_wait_bitset01
- execveat02
□ 実行手順
$ make test
McKernelのインストール先や、OSTEST, LTPの配置場所は、
$HOME/.mck_test_config を参照している
.mck_test_config は、McKernelをビルドした際に生成されるmck_test_config.sample ファイルを
$HOMEにコピーし、適宜編集する
□ 実行結果
x86_64_result.log aarch64_result.log 参照。
すべての項目をPASSしていることを確認。