【Issue#1321 動作確認】 □ テスト内容 プロセス終了時に先に終了しているmcexecに対してシステムコールオフロードの発行を 抑止していたため、以下のメッセージがkmsgに出力されていた。 fileobj_free(xxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxx): free failed. -32 しかし、システムコールオフロードはmcctrlが処理するものも存在するため、単純に 抑止することはできない。上記メッセージはmcctrlが処理しないため出力されていた。 Issue#1321 の対策では既にmcexecが終了していた場合でもシステムコールオフロードを 発行するようにした。尚、mcexecが処理すべきシステムコールオフロードはmcctrlに よってエラーリターンするため、抑止しなくて問題無い。 このため、動作確認としてプロセス関連のLTPを使用して、プロセス終了が正常に行わ れることと、file_objfreeのメッセージがkmsgに出力されないことを確認する。 C1321T01 fork01がPASSし、fileobj_freeのログが出力されないこと。 C1321T02 fork02がPASSし、fileobj_freeのログが出力されないこと。 C1321T03 fork03がPASSし、fileobj_freeのログが出力されないこと。 C1321T04 exit01がPASSし、fileobj_freeのログが出力されないこと。 C1321T05 exit02がPASSし、fileobj_freeのログが出力されないこと。 C1321T06 exit_group01がPASSし、fileobj_freeのログが出力されないこと。 C1321T07 wait401がPASSし、fileobj_freeのログが出力されないこと。 C1321T08 waitpid01がPASSし、fileobj_freeのログが出力されないこと。 C1321T09 waitpid02がPASSし、fileobj_freeのログが出力されないこと。 C1321T10 waitpid03がPASSし、fileobj_freeのログが出力されないこと。 □ 実行手順 $ make test McKernelのインストール先やLTPの配置場所は、$HOME/.mck_test_config を 参照している。 .mck_test_config は、McKernelをビルドした際に生成されるmck_test_config.sample ファイルを $HOME にコピーし、適宜編集する □ 実行結果 C1321_x86_64.txt(x86_64実行結果)、C1321_arm64.txt(arm64実行結果) 参照。 すべての項目をPASSしていることを確認。