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mckernel/test/issues/1474

【Issue#1474 動作確認】
□ テスト内容
ファイルマップ領域に対するリモートページフォルト発生時にMakernelのプロセス
状態に無関係に処理が成功することを確認する。

C1474T01 システムコールオフロード中にリモートページフォルトが発生したスレッドと
	 同じCPUに別スレッドが割り当てられていて、そのスレッドがユーザ空間で
	 処理中の場合に正常にリモートページフォルトが処理されることを確認する。
	 このとき、当該CPUのカレントスレッドは別スレッドになっている。

C1474T02 システムコールオフロード中にリモートページフォルトが発生したスレッドと
	 同じCPUに別スレッドが割り当てられていて、別スレッドがシステムコール
	 オフロードを処理中の場合に正常にリモートページフォルトが処理される
	 ことを確認する。
	 このとき、当該CPUのカレントスレッドはIDLEになっている。
	 Issue 指摘事項がこの状態に該当する。

C1474T03 システムコールオフロード中にリモートページフォルトが発生したスレッドが
	 割り当てられているCPUに他のスレッドが割り当てられていない場合に
	 正常にリモートページフォルトが処理されることを確認する。
	 このとき、当該CPUのカレントスレッドはリモートページフォルト発生スレッド
	 になっている。

C1474T04 UTIスレッドでリモートページフォルトが発生したとき、McKernelの
	 同じCPUに別スレッドが割り当てられていて、別スレッドがユーザ空間で
	 処理中の場合に正常にリモートページフォルトが処理されることを確認する。
	 このとき、当該CPUのカレントスレッドは別スレッドになっている。

C1474T05 UTIスレッドでリモートページフォルトが発生したとき、McKernelの
	 同じCPUに別スレッドが割り当てられていて、別スレッドがシステムコール
	 オフロード処理中の場合に正常にリモートページフォルトが処理される
	 ことを確認する。
	 このとき、当該CPUのカレントスレッドはIDLEになっている。

C1474T05 UTIスレッドでリモートページフォルトが発生したとき、McKernelのCPUに
	 他のスレッドが割り当てられていない場合に正常にリモートページフォルトが
	 処理されることを確認する。
	 このとき、当該CPUのカレントスレッドはUTIスレッドになっている。


□ 実行手順
$ make test

McKernelのインストール先や LTP の配置場所は、$HOME/.mck_test_config を
参照する。.mck_test_config は、McKernel をビルドした際に生成される
mck_test_config.sample ファイルを $HOME にコピーし、適宜編集すること。

□ 実行結果
C1474_x86_64.txt(x86_64実行結果)、C1474_arm64.txt(arm64実行結果)参照。
全ての項目が PASS していることを確認。