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Using thread's tsc count instead of performance counter Refs: #1025 Change-Id: I1d7a18f1c52f1d52087002d31818638a6b206014
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【Issue#1025 動作確認】
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□ 前提
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PERF_COUNT_HW_REF_CPU_CYCLESイベントの計測は、aarch64アーキテクチャの
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Linuxではサポートされていない。
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しかし、本件の機能追加ではMcKernelのthreadが持つuser_tsc, system_tsc を
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用いて計測する方式で実装したため、アーキテクチャによらず計測が可能である。
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□ テスト内容
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1. Issueで報告された再現プログラムでの確認
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C1025T01: PERF_COUNT_HW_REF_CPU_CYCLES 指定での計測
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除外なし、ユーザモード除外、カーネルモード除外の3パターンを用いて
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PERF_COUNT_HW_REF_CPU_CYCLES の計測を行う
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それぞれの計測において、PERF_COUNT_HW_REF_CPU_CYCLESの計測値が
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アーキテクチャごとの以下の条件を満たした場合にPASSとする
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[x86_64]
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- ユーザ時間 ：Linuxでのユーザ時間計測値の90% ～ 110%
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- カーネル時間：McKernelでのユーザ時間計測結果の1% 未満
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[aarch64]
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LinuxでのPERF_COUNT_HW_REF_CPUの計測が行えないため、
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計測値が取得できた場合にPASSとする
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2. 計測の基本機能の確認 (x86_64 でのみ実施)
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perf_event_openでの基本機能の確認として、計測対象の演算処理と、
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Start, Stop, Reset, Readを以下のフローで実施する
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CASE-A: 基本計測の確認
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Start -> 演算 -> Stop -> Read
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CASE-B: Stop機能の確認
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Start -> 演算 -> Stop -> 演算 -> Read
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CASE-C: Reset機能の確認
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Start -> 演算 -> Stop -> Reset -> Read
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CASE-D: Read機能の確認
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Start -> 演算 -> Read -> 演算 -> Read
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CASE-E: Stop後の再Start機能の確認
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Start -> 演算 -> Stop -> 演算 -> Start-> 演算 -> Stop -> Read
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CASE-F: Start後の再Start機能の確認
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Start -> 演算 -> Start -> 演算 -> Stop -> Read
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また、本テストでは、perf_event_openで取得したfdをグループ化し、
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グループ内のリーダーとなるfdへの操作でグループ全体の操作が可能な
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PERF_FORMAT_GROUP の指定を用いる。
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その上で、PERF_COUNT_HW_REF_CPU_CYCLES の指定を行ったfdがリーダーの場合と
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リーダー以外の場合で検証を行う。
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本テストで実行するテストプログラム群(perf_case_X)では、1つ目の計測項目として
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指定したものがリーダーとなる。
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C1025T02: CASE-A でPERF_FORMAT_GROUPのリーダーの場合
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C1025T03: CASE-B でPERF_FORMAT_GROUPのリーダーの場合
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C1025T04: CASE-C でPERF_FORMAT_GROUPのリーダーの場合
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C1025T05: CASE-D でPERF_FORMAT_GROUPのリーダーの場合
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C1025T06: CASE-E でPERF_FORMAT_GROUPのリーダーの場合
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C1025T07: CASE-F でPERF_FORMAT_GROUPのリーダーの場合
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C1025T08: CASE-A でPERF_FORMAT_GROUPのリーダー以外の場合
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C1025T09: CASE-B でPERF_FORMAT_GROUPのリーダー以外の場合
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C1025T10: CASE-C でPERF_FORMAT_GROUPのリーダー以外の場合
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C1025T11: CASE-D でPERF_FORMAT_GROUPのリーダー以外の場合
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C1025T12: CASE-E でPERF_FORMAT_GROUPのリーダー以外の場合
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C1025T13: CASE-F でPERF_FORMAT_GROUPのリーダー以外の場合
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それぞれの計測において、PERF_COUNT_HW_REF_CPU_CYCLESの計測値が
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以下の条件を満たした場合にPASSとする
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- ユーザ時間 ：Linuxでのユーザ時間計測値の90% ～ 110%
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- カーネル時間：McKernelでのユーザ時間計測結果の1% 未満
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□ 実行手順
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$ make test
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McKernelのインストール先や、OSTEST, LTPの配置場所は、
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$HOME/.mck_test_config を参照している
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.mck_test_config は、McKernelをビルドした際に生成されるmck_test_config.sample ファイルを
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$HOMEにコピーし、適宜編集する
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□ 実行結果
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x86_64_result.log aarch64_result.log 参照
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すべての項目で、PASSしていることを確認した
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