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【Issue#1221 動作確認】
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□ テスト内容
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1. Issue 指摘事項の再現確認
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以下のパッチ (C1221.patch) を McKernel に適用し、システムコール中に時間が
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掛かる割り込み処理を起動することでシステム時間に割り込み処理の時間が加算
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されていることを確認する。
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* 以下の処理を行うテスト用システムコールを追加する
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- 特定の割り込みベクタに対して起動する割り込みハンドラを登録する
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- 自CPUに登録した割り込みベクタを送信する
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- 登録した割り込みハンドラを削除する
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* 割り込みハンドラは時間が掛かる処理 (x86_64で0.2秒程度) を行う
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このパッチ適用カーネルを使ってテストする。
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C1221T01 時間が掛かる割り込み処理を行ってシステム時間が増加していることを
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確認するプログラムを実行し、PASS すること
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2. LTP を用いて既存処理に影響しないことを確認
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CPU時間関連の処理を変更したため、関連するシステムコールのテストを選定した。
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C1221T02 getrusage01: getrusage の基本機能の確認
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C1221T03 getrusage02: getrusage の基本機能の確認
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C1221T04 getrusage03: getrusage の基本機能の確認
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C1221T05 getrusage04: getrusage の基本機能の確認
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□ 実行手順
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$ make test
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McKernelのインストール先や LTP の配置場所は、$HOME/.mck_test_config を
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参照する。.mck_test_config は、McKernel をビルドした際に生成される
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mck_test_config.sample ファイルを $HOME にコピーし、適宜編集すること。
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尚、テスト実行には C1221.patch を適用した McKernel を使用すること。
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□ 実行結果
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C1221_x86_64.txt(x86_64実行結果)、C1221_arm64.txt(arm64実行結果) 参照。
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全ての項目が PASS していることを確認。
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